秋を迎えた道内で、暑い日が続いている。札幌市では22日までに15日間の夏日を記録。この影響で、百貨店の婦人服売り場などでは夏物商品の好調な売れ行きが続くなど、異変も起きている。
札幌管区気象台によると、8月中下旬こそ平年より気温は低かったが9月に入ると一転して夏日続き。大平洋高気圧の勢力が衰えないためだが、9月上旬の札幌市の平均気温は平年より2・6度高い22・2度を記録した。
この陽気を受け、「大丸札幌店」(札幌市中央区)では、単価の高い秋物が売れず婦人服の売り上げが減少している。例年9月には売れ始めるジャケットや薄手のコートがそれぞれ前年同期比30%減、同50%減となった。対照的に夏に人気のブラウスは好調で15%増を記録しており、婦人服部の中西真一さんは「冬を控えて灯油代の心配などもあり、婦人服には非常に厳しい状況」と説明する。
「扇風機2台が売れた」と驚くのは、ホームセンター「ビバホーム新さっぽろ店」(同市厚別区)だ。例年下火になる木炭やコンロなども人気で、「野外でのジンギスカンなどに利用するのだろう。例年の1・5~2倍の売れ行き」と話す。大通公園のトウキビワゴンの女性は「暑いと売り上げも伸びない。涼しくなってほしい」とあきらめ顔だ。
その天候も、24日ごろから一転するとみられ、同気象台は「今より8~10度下がる可能性もあり得る。体調管理には注意してほしい」と呼びかけている。
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